アウディDSG/Sトロニックの変速トラブル、修理のポイントとは？
発進時のギクシャク、"仕様"だと諦めていませんか？
それはDSG/Sトロニックからの危険なサインかもしれません。
高額修理になる前に、プロの診断をおすすめします。
広島県三原市、尾道市、福山市エリアでアウディの整備・修理をご検討中の皆様、こんにちは！輸入車専門の整備工場、株式会社Sun Eight（サンエイト）です。
アウディのダイレクトでスムーズな走りを支える「Sトロニック（VWではDSG）」。しかし、その複雑な構造ゆえに「発進時にギクシャクする（ジャダー）」「変速時にガクンと衝撃が来る」といった特有のトラブルに悩まされているオーナー様も少なくありません。
この記事では、DSG/Sトロニックでよくある故障の症状から、その原因と修理費用、そしてトラブルを未然に防ぐためのメンテナンスまで、専門店の視点から徹底的に解説します。
これって故障？DSG/Sトロニックの危険な症状 TOP3
「これは仕様の範囲内？」と迷ったら、以下の症状が出ていないかチェックしてみてください。一つでも当てはまれば、点検をおすすめします。
症状①：発進・低速時のジャダー（ギクシャク、振動）
具体的な症状：信号待ちからの発進時や、渋滞中のノロノロ運転時に、車体が前後に「ガクガク」「ギクシャク」と揺れる。特に乾式7速DSGを搭載したA1やA3などで多く見られます。
主な原因：内部にある2つのクラッチ（デュアルクラッチ）の摩耗や、制御ユニット（メカトロニクス）の不調が考えられます。
症状②：変速ショック・タイムラグ
具体的な症状：走行中にギアが変わるタイミングで「ガクン！」と大きな衝撃が来る。または、アクセルを踏んでも一瞬反応が遅れる感じがする。
主な原因：メカトロニクスの油圧制御不良や、内部ソレノイドバルブの不具合、DSGオイルの劣化などが考えられます。
症状③：警告灯の点灯・セーフモード
具体的な症状：メーターに歯車のマークの警告灯が点灯・点滅する。ギア表示（PRNDS）が点滅する。ギアが奇数段（1,3,5,7速）または偶数段（2,4,6速）にしか入らなくなる（セーフモード）。
主な原因：メカトロニクスの内部基盤や油圧ポンプの故障など、システムが深刻な異常を検知している状態です。走行不能に陥る危険があるため、速やかな診断が必要です。
気になる修理費用は？賢く抑える方法とは
DSG/Sトロニックの修理は高額になりがちですが、原因に応じた適切な修理方法を選ぶことで、費用を抑えることが可能です。
ケース① メカトロニクスの修理・交換
修理内容：ディーラーではユニット丸ごとの交換が基本ですが、当店では信頼性の高いリビルト品（再生品）の活用や、内部の基盤のみを修理することで、費用を大幅に削減できる場合があります。
費用の目安： 約150,000円～ （※車種や故障内容により変動します。正確な料金は診断後にお見積もりいたします）
ケース② デュアルクラッチの交換
修理内容：摩耗したクラッチディスクや周辺部品を交換します。交換には専用の特殊工具（SST）と専門知識が不可欠です。
費用の目安： 約150,000円～ （※車種により変動します。正確な料金は診断後にお見積もりいたします）
特に湿式6速/7速Sトロニックの場合、40,000km～50,000kmごとの定期的なオイル交換が、メカトロニクスやクラッチを保護し、トラブルを未然に防ぐ最も効果的な予防整備です。交換を怠ると、汚れたオイルが精密なバルブを詰まらせ、高額な修理に繋がります。
まとめ：DSG/Sトロニックの不調、諦める前にご相談を
DSG/Sトロニックの不調は、放置しても自然に治ることはありません。むしろ、悪化して走行不能になる前に、専門知識を持つ工場で適切な診断を受けることが重要です。
株式会社Sun Eightでは、専用診断機と豊富な知識で、お客様の愛車に最適な修理プランをご提案します。三原市、尾道市、福山市でアウディの変速ショックやジャダーにお悩みなら、ぜひ私たちにご相談ください。
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