VOLVO V40のクーラントレベル低下|考えられる原因と症状をチェック
メーターに突然表示される「クーラントレベル テイカ」。
「ただの液体不足でしょ?」と、水道水で補充…は絶対にNG!
その警告、エンジンの命に関わる重大なトラブルのサインかもしれません。
広島県三原市、福山市、東広島市、そして尾道市エリアのボルボオーナーの皆様、こんにちは!輸入車に詳しい整備工場、株式会社Sun Eight(サンエイト)です。
V40やV60など、ボルボでのドライブ中に突然表示される「クーラントレベル低下」のメッセージ。見慣れないカタカナの警告に、ドキッとした経験はありませんか?「とりあえず水を足せばいいや」と軽く考えてしまいがちですが、実はその行動が、後々もっと大きなトラブルを引き起こす可能性があるんです。
この記事では、ボルボ専門工場というわけではありませんが、これまで多くの輸入車と向き合ってきた経験から、なぜV40でこのトラブルが多いのか、そして本当の原因を見つけるための「犯人探し」のコツを、分かりやすく解説していきます。
🔍 犯人はどこだ?クーラント漏れの容疑者リスト
クーラントが減るということは、必ずどこかから漏れているか、エンジン内部で消費されているかのどちらかです。V40で特に多い"容疑者"はこちらです。
①ウォーターポンプ【最有力容疑者】
エンジンの熱に晒される樹脂(プラスチック)製のポンプ本体が、経年劣化で歪んだり、ひび割れたりして漏れ出す、V40の定番トラブルです。エンジンをかけた時に、甘い匂いがしたら要注意です。
②サーモスタットハウジング【共犯の可能性大】
ウォーターポンプの近くにある、これも樹脂製の部品です。ポンプと同じように熱で劣化しやすく、同時に漏れ出すことも珍しくありません。そのため、ポンプとサーモスタットはセットで交換するのが、ボルボ整備のセオリーです。
③ラジエーターホースの接続部【見落としがちな犯人】
エンジンとラジエーターを繋ぐゴム製のホース。その接続部分のバンドが緩んだり、ホース自体が硬化してひび割れたりして、じわじわと漏れ出すケースです。地味ですが、意外と多い原因の一つです。
カー用品店などで売られている「クーラント漏れ止め剤」。手軽ですが、私たちは安易な使用をおすすめしません。なぜなら、漏れを止める成分が、ラジエーターやヒーターの細い管を詰まらせてしまい、冷却性能を悪化させるリスクがあるからです。根本的な解決にはならず、むしろ後々の修理を複雑にしてしまうことも。まずはプロによる正確な診断が先決です。
🔧 気になる修理費用は?
Sun Eightでのクーラント漏れ修理費用の目安です。原因を正確に突き止め、無駄のない修理をご提案します。
- 漏れ箇所診断(加圧テスト等): 約8,000円~
- ラジエーターホース交換: 約20,000円~
- ウォーターポンプ&サーモスタット同時交換: 約70,000円~
※上記は一例です。車種や故障箇所、使用部品により費用は変動します。必ず事前にお見積もりをご提示し、ご納得いただいてから作業を開始します。
まとめ:警告灯は、愛車からあなたへの"手紙"です
突然の警告灯は、不安な気持ちにさせますが、それは大きなトラブルになる前に愛車が送ってくれた「ちょっと見てほしい」という大切な手紙です。その手紙を無視せず、早めに中身を読んであげる(=点検する)ことが、ボルボの優れた安全性能を維持し、長く乗り続けるための何よりの秘訣です。
私たちSun Eightは、三原市、福山市、東広島市、尾道市エリアのボルボオーナー様が、安心してカーライフを送れるよう、誠心誠意サポートします。「最近、冷却水が減るのが早い気がする…」そんな些細な不安でも、お気軽にご相談ください。
「うちのボルボ、点検だけでもお願いできる?」
もちろん大歓迎です!
無理な営業は一切ありませんので、安心してお問い合わせください。
お急ぎの方はお電話でも受け付けております。
TEL: 050-1726-6791








